捏造ではない――その根拠 植村意見陳述

 

植村氏は裁判の重要な局面で計11通の意見陳述書を提出した。うち8通は植村氏自身が法廷で読み上げた。意見陳述のすべてに共通しているのは、「捏造ではない」との主張と「公正な判決」を求める訴えであり、主張と訴えは一審と二審を通じて揺らぐことはなかった。

 

東京訴訟での陳述 

地裁第1回(口頭弁論開始) 被害の実態を訴え、西岡氏と週刊文春をきびしく批判した

地裁第13回(本人尋問。提出のみ)。植村記事の経緯を詳しく説明し、文春の取材姿勢を厳しく批判した

地裁第14回(一審結審) 「植村バッシングは幻ではない」と裁判官に訴えた

高裁第1回(控訴審開始) 新たに提出した証拠の検討を求め、「司法による救済を」と訴えた

高裁第2回(結審) 新証拠の意味を詳しく説明し、一審判決の問題点を克明に指摘し破棄を求めた

 

札幌訴訟での陳述 

地裁第1回(口頭弁論開始) 被害の実態を訴え、櫻井氏の言動をきびしく批判した

地裁第13回(本人尋問。読み上げなし) 植村記事の取材経緯と内容などを詳しく説明した

地裁第14回(一審結審) あらためて櫻井氏の言動を批判した

高裁第1回(控訴審開始) 櫻井氏の言説の変遷を批判し、一審判決の破棄を求めた

高裁第2回(裁判長が交代) 再主張を行い、新証拠の意味を力説した

高裁第3回(結審。読み上げなし) 新証拠を再び説明し、櫻井氏の言説の矛盾を批判した