◎誤りだらけの「捏造」決めつけ 尋問ドキュメント
植村裁判の口頭弁論でもっとも注目されたのは、櫻井と西岡に対する本人尋問だった。植村の記事を捏造だと攻撃し続けてきたジャーナリストと大学教授。その2人に真意と根拠をきちんと問い質さなければならない。本人尋問はそのためにあった。櫻井と西岡は、植村側の弁護士が次々に投げかける質問にしばしば、たじろぎ、声を落とした。そして、これまで主張してきたことに事実誤認や改変があることを認めた。――「捏造」説の重要な根拠が崩れ去ったことが明らかになった法廷の、緊迫のやりとりを再現する。
●櫻井よしこ尋問 自ら認めた!杜撰な取材と事実の歪曲
●西岡力尋問 明らかになった重要「証拠」の改変