櫻井よしこ氏の名誉毀損表現 (訴状より)
櫻井論文ア■雑誌「WiLL」2014年4月号掲載
①「過去、現在、未来にわたって日本国と日本人の名誉を著しく傷付ける彼らの宣伝はしかし、日本人による「従軍慰安婦」捏造記事がそもそもの出発点となっている。日本を怨み、憎んでいるかのような、日本人によるその捏造記事はどんなものだったのか。……植村隆氏の署名入り記事である。」
②「植村記者が、真実を隠して捏造記事を報じたのは、義母の訴訟を支援する目的だったと言われても弁明できないであろう。」
③「氏の捏造記事を、朝日新聞は訂正もせずに大々的に紙面化した。」
④「植村記者の捏造は、朝日新聞の記事や社説によって事実として位置づけられ、広がっていった。」
⑤「改めて疑問に思う。こんな人物に、はたして学生を教える資格があるのか、と。一体、誰がこんな人物の授業を受けたいだろうか。教職というのはその人物の人格、識見、誠実さを以て全力で当たるべきものだ。植村氏は人に教えるより前に、まず自らの捏造について説明する責任があるだろう。」
櫻井論文イ■「週刊新潮」2014年4月17日号掲載
①「意図的な虚偽報道」との見出し
②「氏は韓国の女子挺身隊と慰安婦を結びつけ、日本が強制連行したとの内容で報じたが、挺身隊は勤労奉仕の若い女性たちのことで慰安婦とは無関係だ。植村氏は韓国語を操り、妻が韓国人だ。その母親は、慰安婦問題で日本政府を相手どって訴訟を起こした『太平洋戦争犠牲者遺族会』の幹部である。植村氏の『誤報』は単なる誤報ではなく、意図的な虚偽報道と言われても仕方がないだろう。」
櫻井論文ウ■「週刊新潮」2014年10月23日号掲載
①「植村氏は北星学園大の人格教育にどのように貢献すると考えるか、と。23年前、女子挺身隊と慰安婦を結びつける虚偽の記事を書いた植村氏は、10月14日の今日まで、自身の捏造記事について説明したという話は聞こえてこない。」
②「23年間、捏造報道の訂正も説明もせず頬被りを続ける元記者を教壇に立たせ学生に教えさせることが、一体、大学教育のあるべき姿なのか。」
③「しかし、植村氏の捏造報道と学問の自由、表現の自由は異質の問題である。」
④「この女性、金学順氏は女子挺身隊の一員ではなく、貧しさゆえに親に売られた気の毒な女性である。にも拘らず、植村氏は金氏が女子挺身隊として連行された女性たちの中の生き残りの一人だと書いた。一人の女性の人生話として書いたこの記事は、挺身隊と慰安婦は同じだったか否かという一般論次元の問題ではなく、明確な捏造記事である。」
櫻井論文エ■ 「週刊ダイヤモンド」2014年9月13日掲載
「若い少女たちが強制連行されたという報告の基となったのが「朝日新聞」の植村隆記者(すでに退社)の捏造記事である。植村氏は慰安婦とは無関係の女子挺身隊という勤労奉仕の少女たちと慰安婦を結び付けて報じた人物だ。」
櫻井論文オ■ 「週刊ダイヤモンド」2014年10月18日号掲載
「ならば捏造かと考えるのは当然である。植村氏が捏造ではないと言うのなら、証拠となるテープを出せばよい。そうでもしない限り、捏造だと言われても仕方がない。」
櫻井論文力■ 「週刊ダイヤモンド」2014年10月25日号掲載
「慰安婦と女子挺身隊を一体のものとして捏造記事を物した植村隆・朝日新聞元記者」
櫻井サイトへの転載■ 櫻井論文イないし力の記述を含む各論文を、櫻井サイトの「コラム」欄に掲載している。
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西岡力氏の名誉毀損表現 (訴状より)
西岡論文A■ 「増補新版 よくわかる慰安婦問題」(2012年12月14日第1刷発行、草思社)
①「植村記者は義理の母親らの裁判を有利にする捏造記事を書いたことになるのではないか」
②「この記事を書いたのが、遺族会幹部を義理の母とする植村隆記者だった。名乗り出たところの関係者が義母だったわけで、義理の母親が義理の息子に便宜をはかったということだった」
③「植村記者は金学順さんを、吉田清治証言のような強制連行の被害者として日本に紹介したのだ」
④ 植村記者がキーセンへの身売りを知らなかったなどあり得ない。わかっていながら都合が悪いので意図的に書かなかったとしか言いようがない。記事に書くと、権力による強制連行という朝日新聞などが報道の前提にしていた虚構が崩れてしまうことを恐れていたと疑われても反論の余地はないだろう」
⑤「植村記者の捏造は自分が特ダネを取るためにウソをついただけではなくて、義理のお母さんの起こした裁判を有利にするために、紙面を使って意図的なウソを書いたということだから、悪質の度合いも二倍だと思う。彼らの意図的捏造により日韓関係が、そして最近では日米関係までもがいかに悪くなったか。その責任は重大だ。」
⑥「私はこの植村記者の悪質な捏造報道について」
西岡論文B■ 歴史事実委員会のウェブサイトへの投稿
①「最初の朝日新聞のスクープは、金学順さんが韓国で記者会見する三日前です。なぜ、こんなことができたかというと、植村記者は金学順さんも加わっている訴訟の原告組織『太平洋戦争犠牲者遺族会』のリーダー的存在である梁順任常任理事の娘の夫なのです。つまり、原告のリーダーが義理の母であったために、金学順さんの単独インタビューがとれたというカラクリです」
②「いま、テレビ番組『あるある大事典?』の捏造が問題になっていますが、朝日新聞の最初の報道はただ部数を伸ばすためだけでなく、記者が自分の義母の裁判を有利にするために、意図的に『キーセンに身売りした』という事実を報じなかったという大犯罪なのです」
西岡論文C■ 「正論」2014年10月号掲載
①「植村記者は意図的な事実の捏造を行い、義母らが起こした裁判に有利になるように世論を誤導した」
②「初めて名乗り出た元慰安婦の女性の経歴について『「女子挺身隊」の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた』と書いたのだ。…本人が語っていない経歴を勝手に作って記事に書く、これこそ捏造ではないか」
③「植村記者は義父を登場させると実の母にキーセンとして売られたという事実が明らかになるので、正体不明の『地区の仕事をしている人』を出してきて、その人物にだまされたと書いたとしか思えない。・‥これも捏造だ」
④「彼の捏造記事によって結果として義母らの起こした裁判に有利な誤解が内外に広まった」(82頁上段)
⑤「利害関係者だからこそ取れた特ダネであるからその禁を破って記事を書かせるとしても、事実関係の捏造は通常の場合以上に絶対にしてはならないことだ」
西岡論文D■ 「中央公論」2014年10月号掲載
①「記事のなかで植村氏は、はっきりと強制連行の被害者として金氏を紹介している。しかし、金氏白身は『女子挺身隊として連行された』などとは一度も言っていないのである。これは悪質な捏造ではないか」
②「しかも金氏がキーセンとして売られたことも書いていない。…あえて『キーセン』のことを書かないことで、強制連行をより強調したかったのか。誤報というよりも、あきらかに捏造である。」
③「金氏が、『だまされて慰安婦にされた』と話していることを、あえて主語を入れずにそのまま書いていることだ。いったい、誰にだまされたのか。肝心な事実をあいまいにすることで、読む側に『強制連行』を匂わせるような記事に仕立てた』
④「植村記者は結果的に、自分の義母らが起こした裁判が有利になる捏造記事を書いたことになる」
西岡発言■ 「週刊文春」2014年2月6日号掲載「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」と題した記事中の発言
「植村記者の記事には、『挺身隊の名で戦場に連行され』とありますが、挺身隊とは軍需工場などに勤労動員する組織で慰安婦とは全く関係がありません。しかも、このとき名乗り出た女性は親に身売りされて慰安婦になったと訴状に書き、韓国紙の取材にもそう答えている。植村氏はそうした事実に触れずに強制連行があったかのように記事を書いており、捏造記事と言っても過言ではありません」
文春記事A■ 「週刊文春」2月6日号掲載「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」と題した記事のうち、以下の部分
①「“慰安婦捏造”朝日新聞記者」と
するタイトル
②「植村記者の記事には、『挺身隊の名で戦場に連行され』とありますが、挺身隊とは軍需工場などに勤労動員する組織で慰安婦とは全く関係がありません。しかも、このとき名乗り出た女性は親に身売りされて慰安婦になったと訴状に書き、韓国紙の取材にもそう答えている。植村氏はそうした事実に触れずに強制連行があったかのように記事を書いており、捏造記事と言っても過言ではありません。」
③「ちなみに植村記者の妻は韓国人で、その母親は慰安婦支援団体の幹部を務めていた人物だ。」
④「総括すべきなのは、最初に署名入りで報じた植村記者も同じだ。だが、なんと今年三月で朝日新聞を早期退社し、四月から神戸を代表するお嬢様女子大、神戸松蔭女子学院大学の教授になるのだという。」
⑤「本人は『ライフワークである日韓関係や慰安婦問題に取り組みたい』と言っているようです」
文春記事B■ 「週刊文春」8月14日・21日号「慰安婦火付け役朝日新聞記者はお嬢様女子大クビで北の大地へ」と題する記事の以下の部分
「韓国人留学生に対し、自らの捏造記事を用いて再び”誤った日本の姿”を刷り込んでいたとしたら、とんでもない売国行為だ」
凡例▼人名、企業・組織・団体名はすべて原文の通り実名としている▼敬称は一部で省略した▼PDF文書で個人の住所、年齢がわかる個所はマスキング処理をした▼引用文書の書式は編集の都合上、変更してある▼年号は西暦、数字は洋数字を原則としている▼重要な記事はPARTをまたいであえて重複収録している▼引用文書以外の記事は「植村裁判を支える市民の会ブログ」を基にしている
updated: 2021年8月25日
updated: 2021年10月18日